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岡山県商業教育協会からの
お知らせ

2025.11.18

第140回岡山県高等学校商業実務競技大会兼中国大会予選会

商業実務競技大会委員会
令和7年10月18日(土)
 岡山県立倉敷商業高等学校を会場に、第140回岡山県高等学校商業実務競技大会兼中国大会岡山県予選会が開催されました。開会式では、副理事長の開会挨拶に続き、選手宣誓が行われ、大会のスタートを告げました。選手たちは、緊張の中にも気持ちを引き締め、競技に臨む決意を新たにしました。
 競技終了後の閉会式では、成績発表と表彰が行われ、中国大会出場選手の挨拶があり、副理事長から激励の言葉が贈られました。続いて、大会会長の挨拶があり、熱戦の余韻を残しつつ、今年の大会は無事に閉会しました。

岡山県高等学校商業教育協会副理事長挨拶
岡山県立倉敷商業高等学校長 西山 正宏 先生
「本校の校訓は『至誠剛健』。誠実で、心身ともに健やかに、目標に向かって前向きに挑戦する人であれ、という思いが込められています。また、大切にしている言葉は『夢』です。卒業生の星野仙一さんは“燃える男”として知られ、『夢は見るものではない。実現させるための目標である。夢は逃げるんじゃない。逃げるのはいつも自分だ。夢を夢とするなかれ。』という言葉を残されています。夢を大切にする姿勢は、生徒たちにも受け継がれています。岡山県の商業実務競技大会は、かつて低迷期もありましたが、先生方や先輩方が他県に学び、知識や工夫を県全体で広めてきた歴史があります。そうした努力の上に、今の成果があります。皆さんも学校を越えて互いに切磋琢磨し、先輩の思いや仲間との絆、磨いてきた技や知識を十分に発揮してください。」とエールが送られました。

選手宣誓
岡山県立倉敷商業高等学校 2年 ワープロ部 部長 松岡 李咲 さん
「我々選手一同は、日々の練習の成果を存分に発揮し、過去の自分に打ち勝てるよう、最後まで正々堂々、競技することを誓います。」と宣誓し、会場は清々しい緊張感に包まれました。
激励の言葉
岡山県立笠岡商業高等学校長 赤岩 康弘 先生
「本来なら岡山県立岡山東商業高校の校長で理事長の二木先生が直接お話されるところですが、所用のため、メッセージをお預かりしています。文化部の大会は、運動部のように保護者の応援があるわけではありませんが、商業らしい力を日々努力して身につけ、世の中で通用する本当の商業の力を競い合い、成長していく素晴らしい大会です。これらの力は、皆さんの将来にも必ず役立つことでしょう。来年の全国大会に向けて、この経験が大きなステップになったと思います。中国大会に出場する皆さん、しっかり頑張ってください。このように聞いています。最後に、皆さんひとり一人の可能性は無限大です。この大会を契機にさらに成長し、次のステージで活躍する姿を楽しみにしています。」と成長と挑戦を願う言葉が贈られました。

岡山県高等学校商業実務競技大会委員会委員長挨拶
岡山県立津山商業高等学校長 弘中 美紀 先生
「この秋の大会は、来年度につながる新人戦でもありました。初めて出場した1年生の皆さん、今日感じたことを忘れずに、日々の練習や次の大会への力に変えていってください。昨日、津山商業高校では世界で活躍するブレイクダンスチームの公演がありました。そのメンバーがこんなメッセージをくれました。『日本でも世界でも1位を取ったことがある。でも、何百回も負けてきた。それでも諦めずに挑戦を続けてきた。そして、これからも挑戦していく。』この言葉を、皆さんにも伝えたいと思います。今日、日頃の力が十分に出せなかった人も、どうか目標を高く持って、次の大会に向けて挑戦を続けてください。皆さんの成長を、6月の大会で見られることを楽しみにしています。」と挑戦をし続けることの大切さを選手に贈り、大会を締めくくられました。
選手の皆さんの努力と挑戦の姿に心から拍手を送りたいと思います。これからの活躍にも期待しています。